雑記を少々…


by planet_apple

クリムゾン・リバー

a0031424_9463248.jpgクリムゾン・リバー(原題:Les rivieres pourpres)
2000年/フランス/106分
監督:マチュー・カソヴィッツ
出演:ジャン・レノ
   ヴァンサン・カッセル
   ナディア・ファレス

まず第一に、「フランスでもこんな映画を作れるのか」と思いました。制作費20億円という事で、『パール・ハーバー』が約166億円と言われているので、ハリウッドの超一流映画の足元にも及びませんが、フランス映画としてはかなりの巨費を投じたと思います。そのおかげか、映像や音にはこだわりと迫力が感じられました。
さて内容の方ですが、ストーリーの芯になっている題材は面白い。展開は、まぁありがちな二つの視点から物語が進んでいき、最終的に一つに結びつく。というパターンなのですが、逆に、視点が行ったり来たりコロコロ変わるので、しっかりそれぞれの視点と登場人物を把握しておかないと、わけが分からなくなります。後半は謎が解き明かされていくのですが、説明不足な為、自分で考えないと内容を理解できません。ラストは驚愕の事実が待ち受けていますが、きちんと頭の中で整理しておかないと、ラストの結末を理解できなくスッキリしません。カメラワークは秀逸だし、ストーリーのテンポも良いので、最後まで飽きる事なく観終えるでしょう。ヴァンサン・カッセルの格闘シーンは必見。なかなかカッコイイです。
ジャン・レノとヴァンサン・カッセルはこの映画で見事なコンビネーションを見せてくれます。ヴァンサン・カッセルは『ジャンヌ・ダルク』でもいい演技をみせていましたが、『クリムゾン・リバー』での役は、まさにハマり役。キャスティングにはお見事の一言です。ヴァンサン・カッセルは、個人的にこれからが楽しみな役者さんの一人になりました。
<2001.10.4>
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by planet_apple | 2005-06-02 09:54 | 映画